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キムチチゲとはその名の通り!キムチを使った韓国で最もポピュラーな「チゲ」のことです。
材料には白菜キムチの他、豚肉、豆腐、長ねぎ、タンミョン(春雨)などが用いられ、みじん切りにしたニンニク、青唐辛子や赤唐辛子などが加えられます。
キムチチゲで使用する白菜キムチは、酸っぱくなったものが好んで用いられます。
作り方としては、煮干しでとっただし汁を沸かし、みそ、コチュジャン、にんにくで味をつけたスープに豚肉、野菜、豆腐などお好みの材料を加えて煮込みます。また、最初にごま油で豚肉とキムチを炒めてから、だし汁と材料を加えて煮込む方法もあります。
大きな鍋で作ることもありますが、食堂などでは1人前用の小さな鍋か、トゥッペギと呼ばれる素焼きの器に入れて供されます。また、家庭料理として作られるほか、食堂など多くの飲食店でメニューとして並べられています。
キムチチゲは居酒屋のメニューにも見られ、食事としてだけでなくお酒がおいしくすすむおつまみメニューとしても人気があるのが特徴です。
トゥッペギに盛られたキムチチゲ
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現在、日本のキムチチゲは家庭の食卓にまで浸透し、すきやき、寄せ鍋と並ぶ定番の鍋メニューになりつつあります。
日本にキムチチゲが定着した背景として、その第一歩は今から約20年前のソウルオリンピックが開催された1988年頃の第一次韓流ブームであったと言われています。この1980年代後半は、同時にお手頃価格の韓国産キムチが日本に普及し始めた時期であり、キムチを常備品として冷蔵庫に置く家庭が増加しました。
キムチ
その後1990年代にはバブルが崩壊し、家庭回帰の傾向から家族団らんのシーンが増加しました。団らんメニューの代表とも言える鍋メニューの頻度が高まり、家庭で行う鍋の種類も増加したことから、常備品であるキムチを鍋に加えて楽しむ家庭も増えてきました。これが現在、定番メニュー化したキムチ鍋の始まりといえるでしょう。
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そして、日本にキムチチゲが定着した要因のひとつとして、キムチ鍋専用スープの登場があげられます。1992年に調味料メーカーからキムチ鍋専用スープが発売され、その後、弊社も1996年に濃縮タイプのキムチチゲスープを発売し、翌年には簡便化の流れをうけストレートタイプの商品を発売しました。発売から現在まで、さらなる本格の味を求めて研究を積み重ね、7回の商品リニューアルを行い、現在でも多くのみなさんに本格の味をお楽しみいただいています。
モランボンキムチチゲ商品の変遷
1996年
1997年
1998年
2001年
2002年
2004年
2006年
2010年
2014年
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キムチチゲも定着してきた2002年Wカップ日韓共催が「第2次韓流ブーム」を引き起こしました。
そして、2004年からは再び「第3次」の大きな韓流ブームが起きています!
ドラマや映画からはじまった今回の韓流ブームではありますが、韓国料理のイメージにも大きな変化を引き起こしました。
それまで韓国料理は、焼肉やキムチなどから「辛い」「スタミナ」といったパワフルな料理イメージが強かったのですが、韓国女優の透明感のあるお肌へのあこがれや、おしゃれな韓国料理店などの増加、野菜をたっぷり摂れるチャプチェやキムチチゲなどのメニューが浸透したことなどから、「ヘルシー」「おしゃれ」「美容によい」といったイメージに変化しています。
これは辛い、スタミナという韓国料理の表の顔だけでなく、より深いところまで理解が深まっている証拠であると言えます。
キムチチゲ
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キムチチゲについては、韓流ブームの火付け役ともなった『冬のソナタ』の第2話で、家まで送ってくれた初恋の彼チュンサン(ペ・ヨンジュン)のために、ヒロインのユジン(チェ・ジウ)が心を込めて作った料理が「キムチチゲ」であったことなどから、それまで韓国料理に興味がなかった奥様たちにも、代表的な韓国家庭料理としてキムチチゲが記憶に残ったのではないでしょうか。
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