A つけ合わせの用意
焼き上がった肉を包むための野菜(サンチュ、サニーレタス、えごまの葉など)は洗って水をきります。
パジョリ(:葱の和えもの)は、長葱を細切りにして粉唐辛子、醤油、酢、すりごま、ごま油などで和えて作ります。
コッチョリ(:生野菜の即席和え)は、サンチュまたは芯取り菜、おろ抜き白菜などを一口大に切り、スライス玉葱や千切りにんじんなどとともに、みじん葱、醤油、粉唐辛子、おろしにんにく、酢、ごま、ごま油などで和えて作ります。
サムジャン(:包み味噌)は、味噌、コチュジャン、醤油、砂糖、おろしにんにく、ごま、ごま油などを混ぜ合わせて作ります。
B 豚肉の下ごしらえ
テジカルビの原義である豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)の場合は、肉が一定の薄さになるよう開き、タレがしみやすいように包丁目を入れます。その他よく使われるのは肩ロースで、ブロックの場合は1cmほどの厚さに切って包丁目を入れます。また、部位を問わず薄切り肉や切り落とし肉でも可能で、分厚い場合は薄く開いておきます。
C 肉の味つけ Bの豚肉に@のタレを適量かけてまんべんなく揉みこみ、味をつけます。肉質が硬い場合は、タレを薄めに作って長時間漬け込むこともあります。
D 焼いていただく
炭火の網焼き、あるいは油をひいた鉄板かフライパンで肉を焼きます。肉をこがさずにうまく焼き上げるためには、肉を薄く広げて、火の当たり具合によって肉の場所を移動したり裏返したりすることが必要です。ほどよく焼けた肉を包み野菜にのせ、ご飯やサムジャン、パジョリ、キムチなども少しずつのせて、包んでいただきます。