韓国の食文化 キーワードで見る食文化
韓国の食文化について、キーワードから読み解いていきます。
食文化の伝統から現代の習慣・行事にいたるまで、1テーマずつ紹介。
韓国料理の奥深さ、味の文化をお伝えします。

スペーサー
7月キーワード 焼肉(プルコギ)
スペーサー
焼肉(プルコギ)

スペーサー味つけした肉を直火で焼く、いわゆる「焼肉」は、その調理法自体もともと日本にあったわけではなく、朝鮮半島から渡ってきた人々によって、戦後広まった食べものです。

スペーサー「焼肉」をあらわす韓国語には、 (プル=火) と (コギ=肉) が複合した (プルコギ) ということばがありますが、スペーサー一般にプルコギというと、韓国ではこま切れの牛肉を甘辛いタレにつけ込み、ジンギスカン鍋のような中高の金属鍋で焼いて食べるスタイルをさします。スペーサー

スペーサー現在の韓国では、プルコギ以外にもさまざまな焼肉のスタイルがあり、何の肉か、どの部位か、塩焼きか、タレ焼きかなどによってさまざまな呼び名があるほか、特定の調理法をさす料理名もあります。

(カルビクイ)
牛カルビ(あばら肉)焼き。骨つきカルビの肉を細長く切り開いたものが多い。LAカルビといえば輸入牛のカルビを骨ごと、骨と直角に1cmほどの厚さに切ったもの。

(生カルビ)
牛カルビで、特に冷凍肉ではなく生の肉をさす。たいてい塩焼きにし、タレ焼きの場合は (ヤンニョムカルビ) という。

(トゥンシム)
牛ロース。生なら (生ドゥンシム) 。

(チュムルロッ)
牛赤身の薄切りにタレをもみこみ、鉄板や網で焼くもの。直訳すると「もみもみ」。

(テジカルビ)
豚カルビ焼き。コチュジャン味の甘辛いタレで味つけ。

(サムギョプサル)
豚バラ肉の塩焼き。厚めに切った肉を香ばしく焼く。焼肉の中では非常に庶民的なメニュー。

(プルダッ)
鶏の激辛焼き。2004年ごろからソウルを中心に大流行。

スペーサーこのように、現在では様々なスタイルのある焼肉ですが、「味つけした肉を直火で焼く」という韓国伝統の調理法のルーツは、古く高句麗時代の「貊炙(メッチョッ)」にまでさかのぼります。貊(メッ)とは中国東北地方〜高句麗の先住民族を、炙(チョッ)とは肉を串に刺して直火で焼くことをさします。
スペーサーそして、これが高麗時代になり、遊牧民族であるモンゴル族の影響を受けて、「雪下筧(ソルハミョッ)」あるいは「雪裏炙(ソルリジョッ)」といわれるものになり、さらに鉄網の出現により、串を使わずに網の上で焼く「雪夜筧(ソリャミョッ)」「雪夜炙(ソリャジョッ)」となったことが、当時の文献に記録されています。




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