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新にんにくの季節です。 韓国の家庭では美味しい新にんにくを大量にすって小分けにして冷凍保存する人もいます。 にんにくは朝鮮半島の最古の建国神話「檀君神話」に登場する由緒ある？食物です。 そのにんにく、気が遠くなるくらい効能が多いんです。 ちまたで言われている効能は、 滋養強壮、疲労回復、コレステロール値を下げる、高血圧改善、血液サラサラ、免疫力アップ、ウイルス殺菌作用等など… ※にんにく効能でググってみてください。ハングルの分かる方は韓国のサイト検索を。効能がさらに凄まじいです！ 韓国時代劇ドラマ、「大長今」でも女医チャングミが、大妃(先王の王妃)の弱ってしまった脾胃をにんにくで回復させて信頼を得た場面もあります。 唯一の弱点？においです。いくら効能が素晴らしくてもにおいが苦手の方も多いです。 でもまず食べちゃってください。自身のにおいはたいしたことありません。食べていない人がムッとかウッとかなるだけです。韓国ではみんな食べているのでみんな大丈夫です（笑） 韓国人の一人当たりの年間摂取量は8kgとか9kgとか言われています。にんにくの入っていない料理を探す方が大変ですね。 日本人の摂取量は400gぐらいですか。一般化したのがここ10〜20年ですからまだ導入期です。 料理に旨味と香りを加え、肉類の臭みを取り除き健康にも良いにんにく。これから楽しみなスーパー野菜です。

薬念研究所　所長　ジョン・スヨリ 2011年7月1日