四季旬語
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牡蠣と鱈子の塩辛
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冬の季節の塩辛です。
「牡蠣の塩辛」、「鱈子の塩辛」、いずれも一ヶ月ほど醗酵させます。塩分と温度管理が決め手です。実は牡蠣は母の得意技、鱈子は伯母の得意技です。その味を絶えさせないよう20年母と暮らした愛妻(得点アップ!)へmissionを、と言いたいところですが、平にお願いして作ってもらっています。
鱈子の醗酵した独特の味と香りは「通」の証明?そこへお好みで薬念醤をかけて食べます。牡蠣は低塩で、一日に数回かき混ぜるだけでできあがり。単純ですが小まめに手をかけ気をかけることで程よく醗酵します。塩辛を肴に一杯、ご飯もすすみますよ!
(注:新鮮な材料をお使いください。)
ちなみに韓国で市販されている牡蠣の塩辛(オリクルチョッ)は、唐辛子と塩分が強すぎてイメージとはだいぶ異なりますが、日本では塩辛にすることのない貝類、牡蠣の塩辛をお試しするには良いかもしれません。
ほとんどの魚介類は塩辛にできます。日本ではお目にかかれないたくさんの塩辛類を韓国の魚類市場や百貨店の食品売り場で見ることができます。蟹醤(ケジャン)などもすでに召し上がった方も多いと思います。それらを参考に、「うちの塩辛」作りをして見てはいかがでしょうか。
スペーサー 牡蠣の塩辛
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薬念研究所 所長 ジョン・スヨリ
2007年1月5日




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